保育園が始まるママさんが不安であろうこと【2】0歳で預けるのはかわいそうではないか?

間が開いてしまいましたが『保育園が始まるママさんが不安であろうこと【1】休んだ回数など』の続きです。

  <早くから預けるのはかわいそうではないか?>

私が一番葛藤したのがこれ!
一歳にならないうちから預けるなんて、子どもに寂しい思いをさせないか?
親としてダメなんじゃないか?
成長に悪影響なのではないか?

本当に本当に、考えました。
毎日のように、低年齢で預けた場合の影響について検索したり…。

たぶんいま、そういうママさんが全国にたくさんいるんだろうなと思います。
その気持ちが分かるからこそ、この記事を書いています。

あくまで多摩市認可保育所の0歳児クラスに一年間預けた、私個人の境遇と感想ですし、保育所に預けた方が一概に良いと言うつもりもないので、該当しない方はスルーしてくださいね。

保育所に預けることがかわいそうかどうか、結論から言うと、全然かわいそうじゃなかったです!!
むしろ、私が自宅で見るよりも、本人にとってより良い環境になっているとすら感じています。

この種の葛藤は、実際に子どもがどうなるということよりも、主に「もっと子どもと一緒にいたい!」という親側の感情から発生するものなのかもしれませんね。

実際に仕事がスタートして、0歳で預けて良かった、と思うこと、たくさんあります。その一部を書き連ねてみます。

・0歳児クラスは手厚い!

認可保育所は国の規定で、保育士さん一人当たりの子どもの数が年齢ごとに決まっていて、低年齢であるほど手厚いです。

・0歳児:3人につき1人以上
・1~2歳児:6人につき 1人以上
・3歳児:20人につき1人以上
・4歳以上児:30人につき1人以上

保育の要領を分かっている専門家が、子ども3人あたり1人、片手間に家事をするでもなく、それだけのために時間を使ってくれる。それってけっこうすごいことだと思います。
実際にはわが子の園では、それ以上の職員さんが、子どもたち一人ひとりの名前を呼びながら関わりを持ってくださっています。
そんな環境で保育園生活をスタートできたのは良かったと思います。

・様々な遊びを体験させられる!

豊かな遊び体験って、子どもの教育のためにも本当に有益なものだそうです(このあたりの詳細は別記事にしたい)。当然ですが、保育園には自宅にあるオモチャや遊びのスペースとは比較にならない環境があります。集中しながら手先を使ったり、体全体を思い切り駆使したり、バリエーション豊富な手遊びをしたり、夏は毎日水遊びをしたりなど。しかも、常にそのときの成長に適切なものです。

・社会性?が身につく!

わが子に兄弟はいませんが、毎日一緒に遊ぶお友達がいます。いま1歳9ヶ月の息子は、クラスメイト9人の写真を見せると、それぞれのお友達を認識して、みんなの名前を言います(滑舌は怪しい)。連絡帳を見ると、「〇〇ちゃんとこれをして大笑いしていた」とか、「〇〇ちゃんにオモチャを譲ってあげた」とか、「『それちょうだい』の意味で手を差し出されたのを勘違いして手をつなぎ返していた」とか(笑)……いろいろな人間関係を経験できてありがたいなぁと思います。

・給食が素晴らしい!

認可保育所は原則として、給食をその施設で調理して提供することになっています。これもわが子の園の例で恐縮ですが、野菜は産地や低農薬etcにこだわったり、水分補給はストレートジュースだったり、お献立はもちろん栄養バランス抜群。家で出せるものを明らかに上回るクオリティです。
離乳食の進め方も、園での状況に合わせれば良いので、悩むことなく進められました。

・かかりつけの専門家に相談できる!

離乳食のこと、イヤイヤ期の様子、トイトレのことetc. 成長に応じて尽きない育児の悩みを、保育園にいる保育士さんや看護師さん、栄養士さんに相談できます。毎月の身体測定や、定期的な健診、歯のチェックも。
家ではできない完食やお昼寝などができていて、できないわけじゃないんだ、と分かったり、「大丈夫、みんなそうですよ」とか、「今はこうしたら良いでしょうね」とか、わが子を毎日よく見てくれているプロに言っていただけると、心の底から安心できます。
これは、第一子0歳児だとなおさらありがたいことではないでしょうか。

・親子の生活リズムが整う!

子どもは朝の支度のために起きる時間、給食の時間、お昼寝の時間が定まります。小さい頃からの生活リズム作りが重要であろうことは疑いようがありません。そして、出勤や送り迎えに合わせて親の生活リズムも整います。もちろん、自分自身の生活リズムくらい、と思いますが、私は何の制約もないとついマイペースになりすぎてしまうので

・一緒にいる時間に愛情を集中できる!

昼間会えない分、お迎えに行く頃には、会えるのがすごく嬉しく楽しみになっています。再会の瞬間の気持ちは、子どもにも伝わっているんじゃないかなと思います。そしてその後、寝るまでの短い時間にせめて、めいっぱい接しようという気持ちでいます。私のようなダメ親の場合、一日中一緒だと、夕方には子どもと全力で向き合う気力が残っていないかもしれません。
育休期間と比べて、子どもと過ごす総時間は減りましたが、その中での丁寧「率」は上がりました。どんなママにも100の愛情があるとしたら、時間をかけて10×10という形も、凝縮した100×1という形もあるのかなと。

※↓日々の写真も撮ってくれます

今回は、主に「子どもにとって」悪影響を懸念されているママさんに向けて、そうではないと思うことを挙げてみました。「ママにとって」バージョンも加えれば、もっとたくさんあります

どれもこれも、すべては、預け先の環境に納得できていることが大きいですが……この部分で言えば、どれだけ「保活」できるか、にかかっているのかもしれません。
ちなみに多摩市の認可保育所は、総じて質が高いと聞きます。私も全部見学に行ったわけではないので、断言できませんが

確かに、ヒドい保育園の話を、全国ニュースやWeb記事で見聞きすることもあります。その要因の一つに、厳しい待機児童問題を解消しようと、無理や妥協をして保育所定員を増やしている、ということもあるかと思います。しかし多摩市は都内に比べ、逼迫した状況にはなく、質を下げてまで量を増やすような方針はとっていません。

ずいぶん長くなってしまったので、前回示した残りのテーマ↓は、またの機会にしたいと思います。
 <「教育」のある幼稚園のほうが良いのではないか?>
<授乳はどうなる?> 

といっても私も、まだ一年しか経ってないぺーぺーなんですが ひとまず、来週からの保育園生活に、少しでもポジティブになっていただけたらいいなと思います!

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