多摩市では、3歳になったら受けることになっている日本脳炎の予防接種。
3歳児をお持ちの皆様、既に受けましたでしょうか?
ご存知の方も多いとは思いますが、実はこの日本脳炎のワクチン、かなり不足している状態です。周りのママ達からも、なるべく早く受けられる小児科をなんとか探して連れて行ったという話をよく聞きます。
うちの子も昨年12月に3歳になり、掛かりつけ医に何度も連絡していますが、一向に受けられていない状況です。
通っている病院は、予約も受け付けていない為、このモヤモヤな状況がいつまで続くのかと、不安になってきます。
受けてくださいと市から通知がくるのに、受けられないってどーいう事⁈と思いませんか?
国や市は3歳児がどこに何人いるのかを把握しているのに、何故こんな事が起こるのか、、、
ワクチンの本数、受ける人数、希望する人数を一括管理のもと、優先順位付けして平等に配布できないものなのでしょうか。スケジュールも立たないまま、4歳までに受けてくださいと言われても、日数が経てば経つほど不安が募りますよね。
どうやら医療機関でも、いつワクチンが入ってくるのかを把握出来ていない状況らしく、通っている小児科では1月に3本急に入って、もちろんすぐに無くなったというお話でした。
どうも突然送られてきて、たまたまそこで打てる人がいる、といった感じです。
この不足状態には医療機関も困っている様です。
調べてみると、不足の大きな原因は、2016年の熊本地震の時に、ワクチンを製造している化学及血清療法研究所、通称化血研が被害を受けた事でした。
そんな化血研のHPに、昨年5月から供給停止していた日本脳炎ワクチンが1月16日から再開されたというお知らせが載っていました。
今後に少し期待したいです。http://www.kaketsuken.or.jp/images/stories/PressRelease_20180115_PR.pdf
また、日本脳炎は、2009年、2011年に1歳児が、2015年に0歳児が発症しており、3歳からだったワクチンの接種時期を、生後6ヶ月からと対象年齢を早める自治体や医療機関が増えたことも、不足の背景にあるようです。
更に、北海道には蚊がいないため、2015年度末までは日本脳炎ワクチン接種を行わなくてもよい地域とされていましたが、道外への行き来が増えたことなどにより、定期予防接種とするようになりました。この事も不足の原因の一つかと思われます。
うーん、需要が拡大しているのに、供給量は減っている状況が続いてきたんですね。
子どもができて、当事者にならないと直面しない、というか気が付かない問題が沢山あるんだなぁと改めて思いました。
パイが小さいとなかなかメディアに取り上げられないですからね。
少しでも声をあげたいと思い、書いてみました。
あ、今更ですが、日本脳炎は蚊を媒介して感染します。たかが蚊と思わずに、まずは虫除け対策による予防からしてみようと思います!
予防接種、、、蚊が元気に動き出す夏までに受けられるといいなぁ。
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